気づき 備え アト
結(ゆい)、講(こう)、無尽(むじん)など助け合いの文化
日本には古くから相互扶助の文化があり、震災時にも自発的な市民活動となって示されました。例えば、ある地域では、地震後すぐに男たちが農業用の発電機で湯を沸かし、女たちは握り飯をつくる準備に取り掛かりました。津波の情報を受けて […]
2023/03/27続きを読む後世に伝える石碑の設置 (「女川いのちの石碑」など)
水害や台風、地震など、自然災害伝承碑は各地に設置されています。当時の被災場所に建てられ、被災状況を伝えるとともに、地域住民による防災意識の向上にも役立てられています。 3.11後、「女川いのちの石碑」は、女川の中学生たち […]
2023/03/27続きを読む地名が伝える災害の教訓
地名には、災害を示唆する先人からの教訓も含まれています。例えば、ウメは土砂崩れなどによって埋まった場所。サクラはクレなどの読みが変化し崩れた場所など。 【道路の形状、事物、景観が伝える教訓もあります】 ●火事・・・芭蕉の […]
2023/03/27続きを読む水の確保に「災害用応急井戸」
災害時の雑用水(トイレ、洗濯、清掃用水など)を確保するため、井戸水を近所に提供する「災害用応急井戸」として仙台市に登録する制度を、平成12年から開始しています。
2023/03/27続きを読む学校や地域の防災訓練
宮城県沖地震の発災日である6月12日を目安に、「市民防災の日」として午前9時45分に全市一斉に学校や職場など各自の場所で防災訓練を行っています。また、町内会を単位とした自主防災組織もあり、「生活防衛」を目的とする自主防災 […]
2023/03/27続きを読む震災伝承の取り組み (語り部、デジタルアーカイブなど)
【デジタルアーカイブ】 災害に関する記録を電子的に保存、公開するデジタルアーカイブは多数あります。一例として、東京大学大学院・渡邉英徳教授らの取り組みでは、証言者を顔写真のアイコンで表し、メッセージ性と記憶の定着のしやす […]
2023/03/27続きを読む自主防災組織
地域住民が自主的に防災活動を行う組織です。平常時は、防災知識の普及や啓発、防災訓練、防災資機材の備蓄や点検といった活動に取り組んでいます。発災時は、初期消火、住民の安否確認や避難誘導、負傷者の救出や救護、情報の収集や伝達 […]
2023/03/27続きを読む寺などでの炊き出し
長年にわたって石巻渡波地区の「洞源院」では、参拝者に年2回振舞う炊き出しの習慣がありました。 震災時には、お寺が臨時の避難所となり。数カ月に及ぶ避難者生活を円滑に運営できました。その要因のひとつに、炊き出しによって培われ […]
2023/03/27続きを読む震災伝承の取り組み (語り部、デジタルアーカイブなど)
被災者や被災者に準じた人が体験や情況を語る「語り部」活動は、各地で行われてきました。 3.11後も各地で、さまざまな取り組みが行われています。 【語り部】 震災遺構を巡りながら、また伝承施設などで、語り続けられていま […]
2023/03/27続きを読む災害ボランティアツアー
NPO、ボランティアグループなど既存の団体だけでなく、市民が仲間を募り、移動手段や宿泊先を確保した上で、被災地でボランティア活動を行うツアーのことです。「ボランティア元年」といわれる阪神・淡路大震災以降、広がりました。 […]
2023/03/27続きを読む