結(ゆい)、講(こう)、無尽(むじん)など助け合いの文化

日本には古くから相互扶助の文化があり、震災時にも自発的な市民活動となって示されました。例えば、ある地域では、地震後すぐに男たちが農業用の発電機で湯を沸かし、女たちは握り飯をつくる準備に取り掛かりました。津波の情報を受けて、地元民しか知らない山道を通り避難場所に握り飯が届けられた事例もあります。